千葉県木更津市Hハウス
中庭を囲む、変則型の平屋千葉県木更津市に建つ、木造平屋建ての「上質な家」。126坪の敷地の高低差を、そのまま住まいの構成に取り込みました。
外観・玄関
建設地は126坪の広さがあり、南に向かって下がっていくひな壇状の造成地です。敷地の高低差を積極的に利用し、半地下やスキップフロアを取り入れた変則型の平屋としました。外から見ると、スキップフロアによるボリュームの変化が平屋の単調さを崩し、豊かな表情をつくり出しています。
LDK・リビング
冬至の日に現地を訪れても、隣接する建物からの影は敷地にかからない、日当たり抜群の土地でした。この条件を生かし、中庭を囲んで所要室を配置する構成としています。
キッチン
中庭を囲む所要室のひとつとして、キッチンを配置しました。
建築家コメント
建設地は126坪という広さがあり、南側に向かって下がっていくひな壇状の造成地です。冬至の日に現地を訪れましたが、隣接建物からの影は敷地にかからない、日当たり抜群の敷地でした。
周辺はまだ空地が目立ちますが、これから開発が進み郊外型の住宅地となる場所です。小さい敷地の場合は法的・物理的な制約がかかり、それらを積極的に受け入れて計画に落とし込むことが多いのですが、ほとんど制約が無いような場合は、周辺環境や土地の持っているポテンシャルを読み、可能性を模索してはプランに反映させていくことを繰り返します。この住宅では、ラフプランは派生形を含め10タイプ以上になりました。
南側に開放させたプラン、敷地に対してランダムに機能をブロック化して配置したプラン、中庭を中心に所要室を配置したプラン、またそれらをミックスしたプランなどを施主に提示し、打合せを繰り返した結果、中庭を囲んだプランとなりました。
プランは敷地の高低差を積極的に利用し、半地下やスキップフロアを取り入れた変則型の平屋となっています。外からはスキップフロアによるボリュームの変化が平屋の単調さを崩し、豊かな表情をつくり出せていると感じています。
テラス・屋外空間
中庭を中心に所要室を配置したことで、屋外空間は住まいに囲まれた形になりました。周辺はまだ空地が目立ちますが、これから開発が進み郊外型の住宅地となる場所です。
室内の動線
南側に開放させたプラン、機能をブロック化して敷地にランダムに配置したプラン、中庭を中心に所要室を配置したプラン——ラフプランは派生形を含め10タイプ以上を検討し、打合せを重ねた結果、中庭を囲む構成に決まりました。半地下とスキップフロアにより、平屋でありながら床の高さが移動とともに変わります。
寝室・居室
中庭を囲む配置のなかに、各居室を納めています。スキップフロアによって部屋ごとに床の高さが変わる構成です。
洗面・水廻り
中庭を囲む諸室の一部として、水廻りをまとめました。
ガレージ
126坪という敷地の広さを生かし、ガレージを建物と合わせて計画しました。
和室
中庭を囲む構成のなかに、畳の一室を設けています。
室内の様子
半地下とスキップフロアにより、同じ平屋のなかで床の高さが少しずつ移り変わります。