埼玉県川越市OYハウス

風の通り、光の入り方にこだわった家埼玉県川越市に建つ、木造2階建ての「上質な家」。

外観・玄関

区画整理された、古くからある川越の住宅街。周囲は建替えが進んでおり、いま見えている環境がそのまま続く保証はありません。そこで隣に3階建てが建つことを前提に計画しました。外観は窓が少なく、閉鎖的に見えます。しかし中に入ると印象は一変する——そのギャップこそが、この家の仕掛けです。

外観(昼) 玄関アプローチ 玄関アプローチ 外観(夜景) 外観(夜景)
玄関

LDK・リビング

「明るく風通しの良い住宅を」というご要望。しかし単純に周囲へ開けば、プライバシーが気になって窓を開けられなくなります。そこで風の流れを慎重に読み、デザインとのバランスを見ながら、窓の大きさと位置を一つずつ決めていきました。閉じた外観からは想像できない、明るく広がりのある空間です。

LDK LDK LDK
吹き抜け
リビング リビング リビング ダイニング

キッチン

セミオーダーのキッチン。リビング・ダイニングと、その間にあるテラスへと視線が抜けます。窓の位置を丁寧に決めた成果が、立つ人の目線でも実感できる場所です。

キッチン

建築家コメント

「土地探しからの家づくり」からのお客様です。土地探しを始めて、土地の購入まで約3ヶ月を要しました。

初めにご相談を受けたときは、予算的に建売住宅の購入も考えておられました。理由として、注文住宅で特にデザイン住宅だと、予算がいくらになるかわからないので無理だと、半ばあきらめた感じでのご相談でした。そこで、はじめから価格を決定できる「価格保証のデザイン住宅」のご説明をさせていただき、ご予算に応じて建築家によるデザイン住宅が可能であることをご理解いただきました。

土地情報をもとに土地見学も建築家が同行し、土地ごとにアドバイスをもらえるので、お客様から「大変わかりやすかった」とご評価をいただいております。土地+建物+諸経費のバランスをトータルにマネジメントしておりますので、もちろん最終的なコストも予算内に納まりました。

計画地は、区画整理された古くからある川越の住宅街です。周囲は建替えが行われており、現時点での環境をガイドすることは難しいため、隣接地に3階建ての住宅が建つことを念頭に入れ、建築計画を行いました。

お客様のご要望は「明るく風通しの良い住宅」でした。単純に周囲へ開放してしまうと、プライバシーの関係で窓が開けにくくなりますので、風の流れを慎重に考え、デザイン・バランスを考慮して、窓の大きさと位置を決定しました。

南西方向の角には、半屋内空間となるテラスをリビング・ダイニングの間に設けることで、空間が広がり、機能的にも有効であり、生活にも余白を与えることができました。外観は窓が少なく閉鎖的ですが、内部に入ると明るく広がりのある空間との、そのギャップが楽しい住宅になりました。

中庭・屋外空間

南西の角に設けた、半屋内のテラス。リビングとダイニングの「間」に置いたことで、空間に広がりが生まれました。機能的にも有効に働き、暮らしに余白を与えています。閉じた外皮の内側に、外を取り込む——この家の明るさは、ここから来ています。

テラス 庭

寝室・居室

子ども室は、いまはひと部屋。将来、お子さまの成長に合わせて2部屋に分けられるよう設計しています。小さいうちは広くのびのびと使い、必要になったときに仕切る。家族のかたちは変わっていくものですから、家のほうが合わせればいい。採光と収納にも配慮し、それぞれの時間を心地よく過ごせる場所としました。

寝室・居室

トイレ

面積は小さくとも、毎日必ず使う場所です。鏡付きのペーパーホルダーと小さな手洗い器を配し、収納は壁に埋め込みました。壁から出っ張るものを減らすことで、限られた広さでも窮屈になりません。便器はタンクレスを採用。細部の納まりまで整えることで、気持ちよく使える場所になりました。

トイレ

和室

LDKと一体で使える和室です。ハンガー扉を開ければ、リビングとつながる開放的な畳スペースに。閉じれば、独立した和室になります。廊下側にも扉があるため、個室としても使えます。扉の開け閉てだけで、性格の異なる二つの部屋になる一室です。

和室